高浸透型ビタミンC誘導体 – Funcos C-IS
Funcos C-IS(表示名称:イソステアリルアスコルビルリン酸2Na)
ビタミンCはさまざまな肌トラブルへの有効性が確認できていますが、そのためにはビタミンCを皮膚の深部に浸透させる必要があります。しかし、ビタミンCそのものは浸透性が低く、さらに酸化されやすいという弱点をもち、そのためビタミンCを誘導体という形にして、浸透性や酸化安定性を高めるのが一般的です。
巡活化粧品の主成分Funcos C-IS(表示名称:イソステアリルアスコルビルリン酸2Na)は、ビタミンCはもちろん数あるビタミンC 誘導体の弱点を改善した、最新型のビタミンC誘導体です。
Funcos C-ISは、経皮吸収性に優れ、皮膚内へ浸透したものは生体内酵素によりビタミンCに変換され、ビタミンCのもつさまざまな生理活性を発揮します。
Funcos C-ISと主なビタミンC(誘導体)の比較
ビタミンCの効果
高浸透型ビタミンC誘導体(Funcos C-IS)皮膚科共同研究による研究報告
FuncosC-ISは、ビタミンCにイソステアリルリン酸エステルを結合させたもので、皮膚内に豊富にあるホスファターゼにより、速やかにビタミンCへ変換されます。
Funcos C-ISは、皮膚科共同研究により、その生理活性、効果が確認され、エビデンスレベルの高い論文にも研究報告が掲載されています。
試験結果
三次元培養皮膚モデルにおける浸透性試験結果
三次元培養皮膚モデルにおける浸透性試験結果
Ref.1) Permeation and Metabolism of a Novel Ascorbic Acid Derivative, Disodium Isostearyl 2-O-L-Ascorbyl Phosphate, in Human Living Skin Equivalent Models, H. Shibayama, M. Hisama et.al, Skin Pharm. Physol, 21,235-248 (2008).
三次元皮膚モデルのおけるメラニン産生抑制試験結果
Ref.2) Inhibitory Effects of a Novel Ascorbic Derivative, Disodium Isostearyl 2-O-L-Ascorbyl Phosphate on Melanogenesis, Sanae Matsuda, Hiroharu Shibayama et.al, Chem. Pharm. Bull., 56(3),292-297 (2008).
正常ヒト繊維芽細胞におけるコラーゲン産生促進作用試験結果
Ref.3) Effect of a Novel Ascorbic Derivative, Disodium Isostearyl 2-O-L-Ascorbyl Phosphate on Human Dermal Fibroblasts: Increased Collagen Synthesis and Inhibition of MMP-1, Hiroharu Shibayama, Masayoshi Hisama et.al, Biol. Pharm. Bull., 31(4),563-568 (2008).
活性酸素に対する防御効果試験結果
Ref.4) Effect of a Novel Ascorbic Derivative, Disodium Isostearyl 2-O-L-Ascorbyl Phosphate, on Normal Human Dermal Fibroblasts against Reactive Oxygen Species, Hiroharu Shibayama, Masayoshi Hisama et.al, Biosci. Biotech. Biochem., 72(4), 1015-1022 (2008).